便潜血とは？
便潜血検査とは便に混じった微量の血液を検出する検査です。普通の便には血液は混じっていないので、陽性の場合はがんやポリープなどの出血している病気が隠れている可能性があります。
検査方法
自宅に検査用スティックを持ち帰り便を採取します。
1回だけの検査では病気を見逃す可能性があるため、便は2日に分けて2回採取します。
対象年齢
大腸がん検診としての便潜血検査は男女ともに40歳以上が対象になります。
健診間隔
便潜血検査は毎年の検査が推奨されています。
松山市大腸がん個別健診（便潜血検査）
当院は特定健康診査（国民健康保険）、後期高齢者健康診査、各種がん検診の個別健診指定医療機関です。
当院では特定健診、胃がん検診(胃内視鏡検査)、大腸がん検診（便潜血検査）を行っております。
便潜血陽性で要精査になった患者さん
便潜血が陽性になった患者さんの約3％に大腸がんがみつかると言われています。あまり高い確率と感じないかもしれませんが、大腸がんは命にかかわる病気です。
精密検査として大腸内視鏡検査（大腸カメラ）を行います。
もちろん、精密検査の結果なにも重篤な病気がないような場合（軽い痔出血や、排便時の裂肛など）もあります。50歳以上で大腸がんやポリープの家族歴がある場合や、肥満、過度の喫煙歴やアルコール多飲があるかたは大腸がんの危険因子があり特に注意が必要です。
お気軽にお問合せ下さい。
受付時間 9:00～17:30［木曜午後・土曜午後 および祝祭日を除く］
